令和5年第2回定例会報告
第2回定例会が6月9日~23日に行われました。今定例会の主な議案は、令和5年度の一般会計補正予算(可決)、介護保険事業特別会計補正予算(可決)、下水道事業会計補正予算(可決)、工事請負契約の締結について(可決)、訴訟上の和解について(可決)、葉山町と逗子市との生ごみ資源化処理施設の整備運営に関する事務委託に係る協議について(継続審議)、逗子市印鑑条例の一部改正について(可決)、逗子市職員の特殊勤務手当に関する条例及び逗子市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について(可決)、逗子市市税条例の一部改正について(可決)、逗子市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部改正について(継続審議)、逗子市火災予防条例の一部改正について(可決)、教育委員会委員の任命について(可決)、情報公開審査委員の委嘱について(可決)、個人情報保護委員の委嘱について(可決)、その他に陳情、意見書案が審議されました。
今定例会の総務常任委員会で、「葉山町と逗子市との生ごみ資源化処理施設の整備運営に関する事務委託に係る協議について」が審議されました。逗子市では葉山町と共同で令和7年3月から開始予定の現在、燃やすごみとして焼却処分している「生ごみ」を分別回収し、葉山町に新設予定の生ごみ資源化処理施設で資源化する事業を進めています。今回の議案は、逗子市の生ごみの資源化処理施設の整備運営に関する事務の管理及び執行を葉山町に委託するにあたり、葉山町と協議することについて、議会の議決を求めるものです。委員会での主なる質疑は、施設の建設改良費(資本費)の逗子市と葉山町との按分についてでした。当初、逗子市と葉山町は、建設改良費(資本費)は「搬入量で按分」で進めていましたが、今回示された「葉山町と逗子市との生ごみ資源化処理施設の整備運営に関する事務委託に関する協定書(案)」によれば、建設改良費(資本費)の按分が 「人口で按分」となっていて、その経緯、理由について質疑が多くありました。委員会での採決の結果、継続動議が提出され、継続審議となりました。この議案に関連する「逗子市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部改正について」も継続審議となりました。