沼間南台市営住宅の空き駐車場の活用については、これまでに市の財源確保の観点と居住者や近隣住民の要望を受けて、空き駐車場を活用すべきと提案をしてきました。当初、市は、市営住宅は国庫補助事業なので、国のルールに基づいて目的外使用は、現状では難しいとの見解を示していましたが、私が直接、国に確認したところ目的外使用が可能だということがわかりました。すでに他の自治体でも月極での貸し出しやコインパーキングにしているケースもありました。沼間南台市営住宅は築10年が経過していることから、制度的には用途変更が可能となることがわかりまして、市は、活用に向けた具体的な検討を始めました。居住者の方のアンケート調査等による意向把握、貸し出す駐車場の場所の選定、入居車両と外部の車両が交錯しないための安全対策、駐車場を外部に貸し出すとした場合の管理方法、料金徴収等、そして市営住宅条例の改正も必要になります。今後、条例改正に向けて国、県との調整、手続き等の準備が進められていきます。まずは規則改正で、居住者の2台目の貸し出しが可能となります。来年度中には、外部に貸し出しが実現になる見込みです。